羈旅的日剰備忘録

或る種の逃避記録

蜘蛛の糸に絡め取られないやうに注意あそばせ

舊暦九月二十五日の小糠雨

今日は薄っぺらいので3枚喰っておいた

午後からの予報だが早くも午前中から雨

蜘蛛は天にも網を架ける

次第に大きくなってゐることを見るとたくさん羽虫を捕らえてゐるのだらう

最後には雄も喰はれて仕舞ふのだ

ほぼ終日雨止まず

小學校が統合されて無くなって仕舞っても緑色塗装はそのままだ

錆びて滅び行く

恐らく数十年分の歳月と潮風によって生じた錆びの姿

此の世の全てのものは錆びて行くのだ

家も人も、錆び銹びて寂び行くものなのだ

 
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※老人による凶悪事件まとめ
▼60代男、新宿でガソリン焼身自殺!
▼71歳男、新幹線でガソリン放火テロ!
▼68歳男、小学生の集団を殺す目的で暴走!
▼68歳男、夏祭りの子供を標的に火炎瓶テロ!
▼72歳男、宇都宮・連続爆発テロで自爆!
▼沖縄の基地では暴力や脅迫で老人が大暴れ!

 
 




 
各地で老人が凶暴化してゐるやうだ。
自分も一度だけ、発狂したとしか表現できないほどの勢ひで杖を振り回して店を破壊する老人に遭遇したことがあるが、思ひ出しただけでも恐ろしい状況で、文字通りの修羅場であった。
今やBEATLESにリアルタイムで熱狂していた世代が還暦を迎へやうとしてゐるのだから、肉體の衰へに反して氣持ちだけが暴走し、我慢を忘れなけなしの力を振り絞って暴力に走る者が居てもおかしくはないだらうが、増加してゐる原因は何なのだらう?
自分の世代も含め、駄菓子としてほぼ毎日食べてゐたチクロやサッカリンや食紅類などの食品添加物が晩年になってさまざまな症状を發現させてゐるのか、はたまた地球規模の變動のほんの一端なのかはわからんが、厄介で恐ろしいことであるぞなもし。