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羈旅的日剰備忘録

或る種の逃避記録

希望は、死なない・・・

舊暦十二月二十八日の吹き替へ版

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
三度目の「ローグ・ワン」は敢えて吹き替へ版で。
ほぼ字幕版に沿った科白回しだが、初めのうちは何かテレビを見てゐるやうな違和感があった。
恐らくアニメ界で鍛えられたのだろう、若手の声優は皆感情豊かで熱演していたが、中年以上の役には概ね不適格。貫禄とかさういふことではなく、息遣ひや言葉の溜めなどが不自然でなかなか入り込めなかった。恐らく、日頃身近で年配者を観察したことがなかったり、老人と接する機會が無いのだろうと推測。
でも息詰まるやうな最後の戦闘までにはすっかり吹き替へにも慣れ、最後の最後、レイア姫の言ふたったひとこと「希望です」のシーンでは思わず涙してしまった。
ちなみに観客はカップル×2+1+1+1=7名様。全員エンドタイトルの最後の最後まで静かに鑑賞されていたので、それもよかった。。。
 
人は死しても希望を繋ぎ、そして手渡されたその「希望は、死なない・・・」
 
観る人に大いなる「希望」と「勇気」を與へる作品だとあらためて實感。
それと、出演はしていないが、結果的にキャリー・フィッシャーに捧げられたような作品でもあるのだ。