雨乞山へ
舊暦正月二十九日は登山日和。最高氣温約10度。目指すは雨乞山233mだが、其の前に石神観音を再探査。
石組み基壇周邊は少し整理された感じだが、あらためて見ると石塔群の残欠無数に存在し、相当規模の中近世墓であったことが推測される。
大本臺地は洪積臺地であり無数の円礫を含むが、そのいずれも表面が深く風化されてゐる。石神観音とは指呼の距離であるが、中世墓に伴ふ円礫とは趣を異にすることから、やはり中世墓に使はれた円礫は表濱から齎らされたと考へるべきであらう。
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