羈旅的日剰備忘録

或る種の逃避記録

大土管展@常滑

舊暦八月五日
企劃展「近代日本を支えた常滑の土管」
平成30年9月15日(土)〜平成30年12月24日(月・祝)
@とこなめ陶の森資料館特別展示室
上水道、下水道、暗渠などで用いられている常滑の土管は日本の近代化とともに都市を支える役割を果たしました。
常滑では約200年前から本格的に作られるようになりましたが、江戸時代の頃は土樋や水門、イタチクグリと呼ばれていました。
土管は明治時代初期に鯉江方寿が木型を開発しました。木型は同じ大きさで、同じ形のものを効率的に生産するのに適した手法です。常滑の土管は品質が高く、「土管の町」と呼ばれて、常滑の港から全国へ運ばれていきました。」(陶の森ホームページより)
 
文明開化と近代日本を地中で支へ續けた常滑製品の象徴的存在である汐留出土の超級土管を見て撫で跨ぎ覗き體験すべし!
地元の人ほどかういふ偉大な事實を知らないことが多いし、子供の頃から見慣れ過ぎてゐて土管などぢっくり見たことも無いと思ふので、此の際あらためて大土管展を見學し、常滑土管の偉大さを再認識すべきであらう。