羈旅的日剰備忘録

或る種の逃避記録

音盤輪番之日

舊暦十一月二十七日

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本日午前中からの音盤輪番menu
Jazz系音盤の保全點検兼ねて、日没まで大音量で續行の予定。
此の世の中には巨大古墳観覧施設で日がな一日Jazzを流すと言ふ酔狂でステキな催しも有るのだし、店内のBGMが爵士と言ふ拉麺店も有るのだから、蛸陀羅佛様にJazzを聴いて戴いてもバチは當たるまい。

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フィリピンの密林で發見された野人ピアニスト、ボビー・エンリケスと、これまたサックス界の野人リッチー・コールによるハードバップの名盤。ボビーの超絶高速演奏肘鐵技巧が炸裂し、リッチーも叫びまくってゐる。今なら人種差別と厳しく糾弾されかねない内容の叫び(歌?)だが、あくまでもリッチーのサックスは艶やかで伸び良く奇妙な品格を保ってゐるから不思議だ。リッチーは来日する度にタモリオールナイトニッポンに押しかけ、即興演奏や雄叫びなどなど惜しげも無く披露してくれた好人物。まんだご健在の様子。

 

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FACING YOU : キース・ジャレット初のソロアルバム。時折對位法的展開のフレーズがあったりして、面白い。

 

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PAUL BLEY : フリージャズカテゴリーで語られて仕舞ふが、ソロピアの叙情性や空間そのものの解放を極限まで追求したアルバムと言ふ意味では名盤だ。禅的でもあるし、セロニアス・モンクとは違った隙間の語法を持ったカナダのピアニスト

 

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キース・ジャレット・トリオの名盤MY SONG
今まで何度聴いたかな。LP1枚傷付けて仕舞っておシャカにしたので中古屋で捜し出したのが此の1枚。勿論CDも持ってゐるが、矢張り音質はLPの勝ち。

 

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SIDE BY SIDE : リッチー・コールが師匠であるフィル・ウッズをゲストに迎へた豪華なバトル。

 

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カイロ・レンに護られた御本尊・文殊蛸陀羅佛様

 

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今夕の常世
昨日より風有って寒かった。釣り人がよーけ居った。

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